
【本日の患者さんの症例】
ご主人の介護、家事全般、お仕事をこなす多忙な患者さん。肘の内側の痛み で来院され、当初の痛みを10とすると、施術後は 2程度まで軽減 しているとのこと。
今日、さらにお話を伺うと、ふくらはぎが頻繁につるとおっしゃるので。全身をよく診ると、
骨盤の捻れ による左右の脚の長さの差
右肩甲骨の下がり & 左背中の張り
右足首を反る力の低下
といったバランスの崩れが見られました。
そこで、全身の調整 を行い、重心のバランスを整えたところ ほぼ痛みが消失。 しかし、1程度の痛み がどうしても残るとのことだったため、全身の屈曲筋・伸筋のバランス調整 を実施。その結果、痛みは完全に消失 しました。
治療後、患者さんは 満面の笑み で「痛くない!」と一言。その表情には、明日からの活力が湧いてくるようなエネルギー があり、まるで 人生が動き出したかのような 変化を感じました✨
そんな姿を見て、私自身もとても嬉しく、元気をいただきました。やっぱり、誰かの痛みが取れて笑顔になる瞬間に立ち会えることが、この仕事の一番の醍醐味ですね。
念のため、1ヶ月後の経過観察の予約 を取り、様子を見ることに。
今回のケースのように、痛みが出ている部位を直接触らず、根本的な原因を調整することで本来の身体の状態に戻していく ことが、治療の奥深さであり,碓井流活法の面白いところです。