
ばね指(弾発指)は、指の付け根の腱鞘炎の一種で、指を曲げるとカクッと弾む現象が特徴です。一般的には、手の使いすぎやホルモンバランスの変化、糖尿病やリウマチなどが原因とされています。
一般的な治療法としては、局所の安静や投薬、腱鞘内ステロイド注射、場合によっては手術が行われることもあります。しかし、「できるだけ注射や手術は避けたい」という方も多いのではないでしょうか?
ばね指の本当の原因とは?
ばね指は通常、手や腕の炎症が原因とされますが、碓井流活法では指の動きの本当の中心に注目する視点で考えます。
指を動かすとき、体には必ず動作の中心が存在します。その中心が崩れると、指がスムーズに動かせなくなり、やがて痛みが現れるのです。碓井流活法では、ばね指の根本的な原因を「背中の動作の中心の崩れ」にあると考えます。
なぜ背中が関係するのか?
一見、指と背骨は関係がないように思えますが、実は密接につながっています。
指を動かすためには、肩や腕、そして背中の動きが連動しています。その中で背中背中は、指の動きを支える大切な役割を担っています。
背中が本来の動作の中心を維持していると、指の動きはスムーズです。しかし、その中心が崩れると、動きが制限され、負担が指に集中することで炎症が起こり、ばね指の症状につながります。
胸椎の中心を整えると指が動きやすくなる
碓井流活法では、背骨にあるツボに鍼をしたり、活法の技を駆使して胸椎の動作の中心を整えます。
この中心の作り方が実に巧妙に考えられていて、とてもおもしろいのです。単に手をほぐすのではなく、体全体のバランスを調整し、根本からばね指を改善するアプローチなのです。
まとめ
ばね指の原因は、手や腕の炎症だけではなく、指を動かすときの本当の中心が崩れることにあると考えます。碓井流活法では、その中心を整えることで、指のスムーズな動きを取り戻し、痛みの軽減を目指します。
もし「ばね指で悩んでいるけど、注射や手術は避けたい」「もっと根本的な改善方法を知りたい」と思っている方は、ぜひ一度ご相談ください。