
今日は、肩こりや頚椎症、頚部椎間板ヘルニア、胸郭出口症候群など、首から背中、肩、腕あたりの不調について、整形外科での施術と碓氷流活法の違いをお話ししようと思います。
まず、整形外科勤務時代でのリハビリでは、患者さんがリハビリカードを持って部屋に入ると、低周波治療器やホットパック、牽引機を使い、その後マッサージという流れが一般的でした。
ただ、その日の施術がどの程度効いたか、患者さんと術者が深く共有することはあまりなく、「なんとなく軽くなったような…?」という感覚に頼る部分が大きかった印象です。
もちろん、物理療法やマッサージで血流が良くなれば、自然治癒力が高まり一定の効果は期待できます。ただ、術者としても「うーん、筋肉の緊張がまだ残ってるなあ」と感じることが少なくなく、正直なところ「本当に良くなってる?」と思うこともありました。
そんな中、碓氷流活法を学ぶ機会がありました。最初に肩こりに特化したセミナーを受けた時は、もう驚きで目から鱗どころか、目からキノコが生えそうでした。
セミナーでは、まず関節の可動域や筋肉の張りを患者さんと一緒に確認してから施術をスタート。そして、患部だけでなく、手や首、骨盤、臀部、下腿など多方面からアプローチして、最終的には「脳をいい意味で騙す」というユニークな方法で症状を改善する流れでした。
施術後は、患者さんと「ビフォー・アフター」の変化をしっかり共有でき、「ここまで分かりやすいなら面白い!」と感動しました。このセミナーをきっかけに、肩こり系の患者さんを施術するのが楽しくなり、碓氷流活法にどんどんハマっていきました。
最初は「こんな日本の宝みたいな技術、他の人に知られたらライバルが増える!」なんて卑屈なことを考えていましたが、今では「もっと多くの人に知ってもらって、日本全体の元気に繋がれば!」と思っています。
碓氷流活法を通して、多くの人に活力を届けるお手伝いができるのが本当に嬉しいです!