
当院が行っている施術の元となっている碓井流活法は別名三位一体療法と言われています。今日はそのお話しを少ししようと思います。
整形外科勤務しているときから怪我で原因がはっきりしている場合はいいのですが、多くは痛くなった原因に心当たりはありますか?と聞いてみると大半が思い当たることがないんですと答えられていました。
ここで少し考えてみようと思います。
中年以降の糖尿病、高血圧、高脂血症、痛風、脂肪肝などは食べ過ぎ、飲み過ぎによる生活習慣が原因によるいわゆる生活習慣病で、
食べ過ぎ、飲み過ぎによらず長時間のデスクワーク、忙しすぎる故の運動不足、人間関係のストレスなど、心の持ち方を含めた広い意味での生活習慣の偏りが腰痛、ヒザ痛、肩こり、頭痛、高血圧、胃潰瘍、潰瘍性大腸炎、肥満果ては癌までさまざまな病気の原因になっていると言われています。
つまりは病気は自分で作っているのです。
ですから、この生活習慣の中に潜む原因をしっかり見極めて、身体だけを診て治すのではなく、心だけを診て治すのではなく、
身体、心、神(古来から日本はすべてのものに神が宿ると考えられてきたためここでは環境と定義します)この3つのシンの偏りの中心を作ること(上部の図の3円の中心である赤い点)でどんな環境でも対応できるよう、超自然体になること、この3つの身、心、神が三位一体となることがとても重要だと考え施術の至る所に先人たちの叡智(知恵)が散りばめられていて
病気になったらお医者さんに治してもらうという受け身の姿勢ではなく施術する者と一体となってご自分で積極的に参加しながら病を治していこうとするところがこの三位一体療法の面白いところです。
習慣を変えるのはなかなか大変と思われるかもしれませんが、先人たちの叡智に触れてみると意外と簡単に習慣を変えられるかもしれません。
碓井流活法って戦国時代から伝わる三位一体療法をみなさんの一度きりしかない人生にご自分の個性を活かすこの方法で病、お身体の不調をきっかけに明るい未来を作り出すお手伝いをさせていただけたら、私もこの上なく幸せです。